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Ragic SYSAdmin(システム管理者)の退職時に、円滑に引き継ぐためには

多くの企業では、データベースシステムは経営者自身ではなく、指定された SYSAdmin によって管理されています。これらの管理者は重要な社内データへアクセスできるため、退職時の引き継ぎが適切に行われないと、重要なシステムへのアクセス喪失から、データ所有権をめぐる法的トラブルに至るまで、深刻な問題につながる可能性があります。

管理者トラブルにおける Ragic の立場

Ragic は、あくまでお客様のデータベースに対する「サービス提供者」であり、社内の権限トラブルには介入しません。現任の SYSAdmin の同意がない限り、Ragic が SYSAdmin 権限を取り消したり、移譲したりすることはできません。たとえ企業側から、退職した元従業員のアカウント停止や管理者権限の再割り当てを求められたとしても、データセキュリティを守るため、当社は利用規約に従って対応する必要があります。

Ragic では、「最初にデータベースを登録し、そのメールアドレスを通じて Ragic と契約を結んだ人」を、そのデータベースの正当な所有者として認識します。したがって、そのアカウントから明確かつ正当な依頼がない限り、アクセス権限の変更を行う立場にはありません。

以下では、Ragic におけるデータベース所有権の考え方と、トラブルを避けるための提案を説明します。

(説明を飛ばして、すぐに対応方法を知りたい場合は、こちらをクリックしてください。)

データベースアカウントの所有者は誰ですか?

Ragic には、2 種類のアカウントがあります。

1. データベースアカウント: 会社またはチームで共有する作業領域

2. ユーザーアカウント: 個人のメールアドレスに紐づくアカウント。1 つのデータベースには複数のユーザーアカウントを含めることができます。

Ragic の利用を開始するには、誰かがデータベース名(データベースアカウント)、ユーザー名、メールアドレス(ユーザーアカウント)を入力して「データベースアカウント」を登録する必要があります。この人物が最初のユーザーとなり、デフォルトの SYSAdmin となり、さらに Ragic との契約がそのメールアドレスに紐づくため、アカウント所有者にもなります。

SYSAdmin は、チームメンバーの招待、管理者権限の付与、データベース設定や設計の管理を行えます。また、データベース構成のバックアップと復元も可能です。

一方、SYSAdmin でない場合は、会社のオーナー、請求担当者、あるいは Ragic サポート担当者であっても、バックアップへのアクセスやデータベース設定の変更はできません。これは、データを安全に保ち、認可されたユーザーのみが変更できるようにするためです。

なぜトラブルが起きるのですか?

トラブルは、企業が個人アカウントと業務用アカウントを混在させたときによく発生します。 たとえば、従業員が個人メールアドレスを使って、試験用に Ragic アカウントを登録することがあります。その後、そのアカウントがそのまま会社の本番データベースとして使われ、会社管理への適切な移行が行われないケースがあります。 この場合、その従業員は意図せず会社全体のデータベースシステムの「所有者」になってしまいます。もし退職時にアクセス権を引き継がなければ、会社が自社システムにアクセスできなくなる可能性があります。

トラブルを避けるための提案

このような問題を防ぐため、以下を強くおすすめします。

1. 会社のメールアドレスで登録する

会社として Ragic を利用することが決まった場合、個人メールアドレスで作成した試験用データベースをそのまま使い続けないでください。代わりに、共有の会社メールアドレスを使って新しいデータベースアカウントを登録してください。その後、Ragic のバックアップと復元機能を使って、設計や構成を移行できます。

備考:バックアップと復元を行う際は、データベース定義ファイルのみをバックアップを選ぶことをおすすめします。これにより、テストデータを含まず、データベース設計のみを移行できます。

データも移行する必要がある場合は、データベース全体をバックアップすることもできますが、「ユーザー一覧」の扱いには注意が必要です。ユーザー権限を上書きしないようにしてください。

復元前に、共有の会社メールアドレスをテストデータベースのユーザーとして追加し、SYSAdmin 権限を付与しておく必要があります。そうしないと、ユーザー一覧の復元によって既存ユーザーが上書きされ、会社メールアカウントが一時的にアクセスできなくなる可能性があります。

復元後は、必要に応じて個人メールアドレスのアカウントを SUSPENDED に設定してください。

2. SYSAdmin の引き継ぎでは、データベースへのアクセスも必ず引き継ぐ

SYSAdmin が退職する場合は、Ragic の SYSAdmin 権限を必ず他の担当者へ引き継ぐ必要があります。方法は次の 2 つです。

(1) SYSAdmin 権限を移譲する: 少なくとも 1 つの会社メールアドレスを SYSAdmin に設定し、自分のアカウントを SUSPENDED(一時停止) にします。

(2) メールアカウント自体を引き継ぐ: SYSAdmin 権限を持つメールアカウントを、社内の別の担当者へ引き継ぎます。

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