Ragicは以下の3つのカレンダー機能をサポートしています:
1. フォームデータを外部のカレンダーツール(Googleカレンダーなど)に同期するカレンダー同期。データベースにある会議の予定や日程などを、「Ragicの外部」のカレンダーツールに素早く登録したい場合、カレンダー同期機能を使用します。
2. Ragic の内部カレンダーレポート:カレンダー・レポートRagicデータベースにカレンダーを作成し、(すでにデータベースに設定されている)権限を持つユーザーが読めるようにしたい場合は、カレンダー・レポートを使用します。
3. データベースのトップページに自動的に表示される予定表項目。 これは、システムが自動的に情報を取得してトップページに表示し、設定だけを微調整できるもので、上記の2つとはかなり異なる。
より詳細な説明と比較は以下の通り:
これら 2 つの機能の大きな違いは、片方が外部カレンダーへデータを同期するのに対し、もう片方はRagic 内に直接カレンダーを作成する点にあります。以下に、それぞれの主な特徴を比較します。
目的: Ragic のシートにあるスケジュールデータを、外部カレンダー(例:Google カレンダー)へ同期します。
設定: カレンダー同期を設定すると、設定内容に基づいて iCal の購読 URL が生成されます。この URL を外部カレンダーに登録することで、特定のシートのスケジュールデータを表示できます。
メリット: Ragic を開かずに、普段使っている外部カレンダーで予定を確認できます。
制限事項: 同期は外部ツール側の仕様に依存するため、Ragic 上の更新内容が即時に反映されない場合があります。更新に遅延が発生することがあります。詳細はこちらをご参照ください。
アクセス権: 表示されるデータは「iCal URL を生成したユーザー」のアクセス権に基づきます。情報漏えいを防ぐため、各ユーザーが自身のリンクを作成することを推奨します。
目的: Ragic 内でシートのデータをカレンダー形式で表示し、メンバーがアクセス権に応じてレコードを確認・管理できるようにします。
設定: レポート機能を使用して、特定のシートに対するカレンダーレポートを作成します。
メリット:
1. Ragic 標準機能のため、リアルタイムで更新され、同期遅延がありません。
2. カレンダー上でデータをプレビューでき、クリックしてレコードの確認や編集が可能です。
3. 元シートで設定した共通フィルターを利用でき、整理や管理がしやすくなります。
制限事項: 単一シートのみ対応しており、複数シートをまたいだデータ表示には対応していません。
アクセス権: 元シートで設定されているアクセス権に基づいて制御されます。
Ragic には、カレンダーレポートと予定表項目の 2 種類のカレンダー機能があります。
どちらも Web ブラウザから利用できますが、予定表項目は現時点ではモバイルアプリには対応していません。
Ragic のレポート機能の 1 つで、ユーザーが手動で設定します。
機能やメリットの詳細については、前のセクションをご参照ください。
設定:
システムによって自動生成される機能で、「今後 7 日以内」に該当する日付フィールドを持つすべてのシートからデータを自動的に取得します。
機能:
ホームページの予定表項目セクションで「Show calendar」をクリックすると、カレンダーレポートと同様の月間カレンダーが表示されます。
複数のシートにまたがる直近の予定をまとめて表示でき、複数シートまたはデータベース全体を横断する、システム生成のカレンダーとして機能します。
アクセス権:
カレンダーレポートと同様に、ユーザーは自身にアクセス権のあるレコードのみを閲覧できます。
注意:
予定表項目は、シートデータを定期的に再読み込みして更新されます。通常、反映までに 2~3 時間程度かかります。