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文字列関数

文字列の取得やフィールド内容の確認(文字の抽出、大文字・小文字の変換、NULL 値の判定など)を行うための計算式です。

関数一覧

以下はサポートされている関数の一覧です。なお、以下の計算式は大文字・小文字を区別します

関数 概要
LEFT(value,length)

指定した文字数(length)に基づき、文字列の左側から文字を取得します。

例:length が 3 の場合、左から 3 文字を返します。

詳細は こちら をご覧ください。

RIGHT(value,length)

指定した文字数(length)に基づき、文字列の右側から文字を取得します。

例:length が 3 の場合、右から 3 文字を返します。

詳細は こちら をご覧ください。

MID(value,start,[length])

指定した文字列の途中から、指定した文字数を抽出します。開始位置は 0 から数えます。

例:フィールド A1 の値が ABCD の場合、別のフィールドに MID(A1,1,2) を設定すると BC が返されます。

詳細は こちら をご覧ください。

FIND(find_text,within_text,[start_num])

文字列内から指定した文字列を検索し、見つかった位置を返します。位置は検索対象文字列の先頭を 0 としてカウントされます。

詳細は こちら をご覧ください。

LEN(value)

文字列の文字数を返します。

詳細は こちら をご覧ください。

UPPER(value) / TOUPPERCASE(value)

元の文字列を変更せず、文字列内のすべての小文字を大文字に変換します。

LOWER(value) / TOLOWERCASE(value)

元の文字列を変更せず、文字列内のすべての大文字を小文字に変換します。

PROPER(value)

文字列内の各単語の先頭文字、および英字以外の文字に続く英字を大文字にし、それ以外の文字を小文字に変換します。

SUBSTITUTE(text,old_text,new_text,[instance_num])

文字列内の特定の文字列(old_text)を、新しい文字列(new_text)に置き換えます。

TEXT()

数値や日付を、指定した書式に変換します。

詳細は こちら をご覧ください。

REPT(value,number_times)

指定した値を、指定した回数だけ繰り返して返します。

詳細は こちら をご覧ください。

SPELLNUMBER(number, [lang])

数値を英語などの単語表記に変換します。

例:「100」を「one hundred」と表示したい場合に使用します。

詳細は こちら をご覧ください。

TRIM()

フィールド値の先頭および末尾にある全角・半角スペースを削除します。

また、文字列内に複数の全角・半角スペースがある場合は、最初の 1 つのみを残します。

例:TRIM(" a c ") は "a c" を返します。

CHAR(value)

指定した文字コードに対応する文字を返します。

例:CHAR(10) は改行、CHAR(32) はスペースを返します。

ISBLANK()

参照しているフィールドが空かどうかを判定します。

特定のフィールドを直接参照したり、条件式内で使用できます。

例:ISBLANK(A2)、または IF(ISBLANK(A2), 'Y', 'N')。

計算式の詳細と活用方法

文字列の計算式はシンプルです。たとえば、C1 の値が「山本」、C2 の値が「一郎」の場合、「C1 + C2」の結果は「山本一郎」になります。

2 つの文字列の間にスペースを入れたい場合は、「C1 + ' ' + C2」を使用すると、「山本 一郎」となります。

注意: 計算式内で「\」を表現したい場合は、「\\」と記述してください。

文字列の抽出

LEFT()、MID()、RIGHT()、FIND()、LEN() などの関数を組み合わせることで、テキストフィールドから特定の文字列を柔軟に抽出できます。

計算式 説明
LEFT(value,length)

指定した文字数(length)に基づき、文字列の左側から文字を取得します。

例:length が 3 の場合、左から 3 文字を返します。

RIGHT(value,length)

指定した文字数(length)に基づき、文字列の右側から文字を取得します。

例:length が 3 の場合、右から 3 文字を返します。

MID(value,start,[length])

指定した文字列の途中から、指定した文字数を抽出します。開始位置は 0 から数えます。

例:フィールド A1 の値が ABCD の場合、別のフィールドに MID(A1,1,2) を設定すると BC が返されます。

FIND(find_text,within_text,[start_num])

文字列内から指定した文字列を検索し、見つかった位置を返します。位置は検索対象文字列の先頭を 0 としてカウントされます。

LEN(value)

文字列の文字数を返します。

例 1: 指定した文字の前後の文字列を抽出する場合

例えば、「氏名」フィールドの値が「山本 一郎」の場合を考えます。

名と姓を別々のフィールドに表示したい場合は、以下の計算式を使用できます。

(1) 「姓」を抽出する

「姓」フィールドに、次の計算式を入力します:

LEFT(A1, FIND(" ", A1, 1))

この計算式では、FIND 関数を使って氏名内のスペース(" ")の位置を取得し、その位置までの文字列を LEFT 関数で抽出します。その結果、「山本」が返されます。

(2) 「苗字」を抽出する

「苗字」フィールドに、次の計算式を入力します:

RIGHT(A1, LEN(A1) - FIND(" ", A1, 1))

この計算式では、LEN 関数で文字列全体の文字数を取得し、スペースの位置を差し引いたうえで、RIGHT 関数を使ってスペースの右側の文字列を抽出します。その結果、「一郎」が返されます。

このようにすることで、「氏名」フィールドの値を自動的に「姓」と「苗字」に分割できます。

例 2: 文字列の途中から部分文字列を抽出する

「商品番号」フィールドの値が「PRD-2023-001」で、中央の 4 桁が年を表している場合、「年」フィールドに MID(A1, 4, 4) を入力します。

これにより、5 文字目(インデックスは 0 から開始)から 4 文字が抽出され、「2023」が返されます。

TEXT 関数

この関数を使用すると、フィールドに特定の書式を適用できます。

関数名 構文
TEXT TEXT(value, format_text)

引数:

value(必須):書式を適用する数値または日付。フィールドを参照できます。

format_text(必須):適用する書式。

数値フィールド

「12,345.67」の形式で表示したい場合は、TEXT(A1, '#,###.##') を使用します。

この計算式は、他の 数値 フィールドの書式にも適用できます。

日付フィールド

曜日を正式名称(例:「Friday」)で表示するには TEXT(A1,'EE') を使用します。

省略形(例:「Fri」)で表示するには TEXT(A1,'E') を使用します。

その他の書式設定については、こちらのドキュメントをご参照ください。

REPT 関数

指定した文字列または数値を、指定した回数だけ自動的に繰り返します。

書式調整、配置の整列、記号を使った評価表示などに便利です。

関数名 構文
REPT REPT(value, number_times)

引数:

value(必須):繰り返す文字列または数値。フィールドを参照するか、直接入力できます。

number_times(必須):繰り返し回数。正の整数を指定する必要があります。

例: 記号を繰り返して満足度を表示する

「星評価」フィールドに REPT("*", "満足度") を入力すると、評価スコアに応じて記号が自動的に繰り返され、視覚的に評価を表示できます。

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