データベース設計文書
なんか問題がある?心配しないで、答えは全部ここにいる。
全サイト検索

n8n 連携機能

n8n とは

n8n は高い拡張性を持つワークフロー自動化ツールです。グラフィカルなインターフェースを通じて、さまざまなアプリケーションやAPI、データベースなどを「ノード」として接続し、データの取得・処理・送信といった自動化プロセスを簡単に設計できます。また、 n8n はセルフホスティングに対応しており、自社サーバーやクラウド環境に導入して、データのセキュリティやプライバシーを完全に管理することが可能です。

主な機能:

  • 直感的なワークフローエディター
    ドラッグ&ドロップのノードエディターにより、コードを書かずに複雑なワークフローを構築できます。必要に応じてコードノードを使って独自のロジックを追加することも可能です。
  • 豊富な連携対応
    HTTPリクエスト、Slack、Google Sheets、MySQLなど、数百種類のサービスノードが標準搭載されており、独自やコミュニティ、サードパーティ製ノードの開発・追加も簡単です。
  • イベント駆動型のトリガー
    スケジュール、Webhook、ポーリングなど、複数のトリガー形式をサポートし、あらゆる自動化ニーズに柔軟に対応します。
  • 拡張可能なコミュニティエコシステム
    活発な開発者コミュニティとノードマーケットプレイスを備えており、他のユーザーが共有したカスタムノードを簡単にインストールできます。

連携方法

  1. セルフホスト(Self-Hosted)版の n8n を構築する

    Ragic ノードはコミュニティノードであるため、n8n Cloud では利用できません。使用するには、n8n をセルフホストし、ノードを手動でインストールする必要があります。

  2. Ragic ノードのインストール手順:

    1. n8n の UI 左下メニュー →[Settings(設定)]→[Community nodes(コミュニティノード)]をクリックします。

    2. [Install a community node(コミュニティノードをインストール)]をクリックします。

    3. 表示されたポップアップにて、「npm Package Name」欄に n8n-nodes-ragic を入力します。「I understand the risks of installing unverified code from a public source(未検証のコードをインストールするリスクを理解しています)」にチェックを入れて、[Install(インストール)]をクリックします。

    4. インストール完了後、ワークフロー内で「Ragic」と検索してください(同名のノードが2つ表示されます。右側に灰色の矢印がある方がトリガーノード、矢印のない方がアクションノードです)。

  3. トリガーノード

    目的:対象フォームに変更があった際に、Webhook を使ってワークフローを起動します。

    まず、「Credential to connect with(接続に使用する認証情報)」で「Create new Credential(新しい認証情報を作成)」を選択し、 API キー とシートURL(「http」から「?」直前までのURL)を入力して保存します。

    次に、Event フィールドで監視するフォームイベントを選択します:

    レコード作成(Create Records)

    レコード更新(Update Records)

    作成および更新(Create & Update Records)

    右上の「Test step(ステップのテスト)」をクリックすると、ノードが一時的に Webhook のリスナーを開きます。対象のフォームに実際に変更を加えて、トリガーノードが正常に動作するか確認してください。(Webhook を受信できない場合は、補足情報を参照してください。)

  4. アクションノード

    目的:データの作成または更新

    まず、「Credential to connect with(接続に使用する認証情報)」で「Create new Credential(新しい認証情報を作成)」を選択し、APIキーとサーバー名(例:www.ragic.com や ap12.ragic.com)を入力して保存します。

    アクションフィールドでは、「Create New Data(新規データの作成)」または「Update Existed Data(既存データの更新)」を選択します。

    フォームのドロップダウンでは、対象のフォームを選択してください。フォームが表示されない、またはエラーが出る場合は、認証情報を再選択してもう一度お試しください。

    「Update Existed Data」を選んだ場合は、「Record Index(レコードインデックス)」フィールドが表示されます。更新したいレコードの ID を入力してください。

    「JSON Body」には、Ragic の Ragic HTTP API 形式に従って作成または更新したいデータを JSON 形式で記述します。

    画面右上の「Test step(ステップをテスト)」をクリックして、アクションノードが正しく動作するかを確認します。

  5. ワークフローの保存と起動

    ワークフローの設計が完了したら、右上の「保存」をクリックし、その後ステータスを「アクティブ」に切り替えてください。

補足事項

  • n8n公式ドキュメントに従ってDockerでSelf-Hosted版n8nをデプロイした場合、以下のような問題が発生することがあります:
    1. トリガーノード Webhookリクエストをまったく受信しない - Node.js にIPv4を強制的に使用させるため、n8nコンテナやプロセスの起動時に環境変数 NODEJS_PREFER_IPV4=true を指定してください。*
    2. トリガーノード Webhookリクエストを時々取りこぼす - Windowsなど一部の環境では、n8nの組み込みトンネル機能が不安定な場合があります。代わりに ngrok などの安定したパブリックトンネルを使用し、n8n起動時に WEBHOOK_URL={あなたの_WEBHOOK_URL} の環境変数を設定してください。*

無料でRagicを始める

Googleアカウントに登録

Ragic 株式会社
1-888-666-8037
info@ragic.com
利用規約 | プライバシーポリシー