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3ステップでRagicを導入する

10分

このレッスンでは何を学ぶのでしょうか?

  • Ragicの導入理由と目的を明確化
  • 仕事のワークフローを計画
  • シートの構成要素を考えよう

需要分析

導入する前に、なぜ組織に新しいシステムが必要なのか、考えたことがありますか? クラウドやモバイル端末で簡単に連携できるシステムが必要、既存のERPシステムに不足している機能を補完したい、データ量が増えて紙やスプレッドシートに頼れないなど、さまざまな理由があるでしょう。

原因を特定した上で、今、チームが活動する上で最も重要、若しくは緊急なことは何かを考え、さらなる作業を提案します。新システムが関連する範囲は非常に広く、計画も大変かもしれません。また、新システムを習得する必要があるため、保留や放棄したいと思うことも避けられません。膨大な需要を予想して戸惑いを感じるではなく、核となるペインポイントや手元にある最も現実的な応用に焦点を当てるべきです。

例えば、最終的な目標は在庫システムの導入ですが。チームにとって最も緊急な問題は、業務訪問の時に即時で商品を見積もりができる、そして、それの資料を会社にアップロードできる見積もりシステムがないことです。この見積もりシステムの構築は、いつでも適応・拡張が可能なため、将来的に一部の機能を導入し、より高度な機能やアプリを追加することも可能であり、Ragic導入の良いきっかけになると思います。

見積もりシステムを例に、Ragicで最初のアプリを構築するまでのプロセスを説明します。

ワークフロー計画

見積もりシステムが核心的な要件であることを確認した上で、第2段階として、見積もりシステムが持つべき機能とその利用プロセスを分析する。以下に簡単な要件の例を示す:

(1) 業務スタッフが商品資料に常時アクセスできること

(2) 業務スタッフは、即時で既存顧客リストの閲覧や顧客データの作成が可能

(3) 見積書を作成する際、手動で入力するの代わりに、システムに保存されている商品資料や顧客データを直接呼び出すことができます

(4) 上司は、各見積書の状況や内容を把握できる

主要な要件をワークフロー図に書き出すと、以下のようになります:

フローチャートを計画する際に役立つ2つの方法を紹介します:

(一) 既存プロセスを参照:既存の管理スタイルで一度すべてのプロセスを確認することで、現在の仕事の流れが明確になり、フローチャートとして書き出すことができます。また、現在のプロセスの改善点や足りない部分があれば、今後のシート構築の参考としても重要です。

(二) Ragic のテンプレートリストを参考して:事前に設計されたモジュールがあり、コア要件に一致するものがあれば、それをインストールして試してみましょう。検証が終わると、理想的なフローを描いたり、現状のモジュールで足りない部分には調整点のマークをつけましょう。

シートの構想

実際のシートを作り始める前の最後のステップは、先ほどのワークフローから、どのシートが必要なのか、それぞれのシートにはどんなフィールドが必要なのか、フィールドにはどんな種類のデータがあるのか、どのシートが互いに関連しているのかを正確に整理しておくことです。業務で必要な紙や電子ファイルから、管理プロセスで記録すべき情報は何か、現在使っている帳票にはどんな欠点があるか、何を改善したいかを正確に把握することができるのです。

上記のフローチャートを例にとると、「商品資料シート」、「顧客リスト」、「見積書」の3つのシートが必要であることがよくわかります。そして、3枚のシートはそれぞれ以下のフィールドがあります:

シートとフィールドの構想ができたら、自由入力(テキスト)、数字、日付、住所など、フィールドの種類と各フィールドのデータソースを決める必要がある;データソースは、手入力、自動生成、関数計算、または他のシートから持ってくることができます。 整理した結果をリストに追加する:

(エクセル整理例をダウンロード)

おめでとう! この3つのステップが完了すると、データベースの構造が明確になり、手持ちの情報をもとに、実際にシートとフィールドを設計することができるようになります。

ここまで来れば、必修科目はすべて終了し、すでにRagicで基本的なアプリを構築できるようになりました。ぜひ試してみてください。

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